須坂中央地域づくり推進委員会の目的は「住み良い地域づくり」です。
これまでにキッズヨガ教室・野山の散策・神社仏閣の学習会・お祭りマップ作成・味噌蔵 酒蔵見学・郷土食体験・防災防犯講演会・名所の案内看板・町並み小散歩・わが町の昭和の物語・小学校6年生の職場体験などを実施してきました。昨年度は「イケてるマップの会」を立ち上げて、イラスト地図と正規地図が連携したマップを制作しました。
製糸業で栄えた歴史や文化の影響を色濃く残す中央地域ですが、中核企業の撤退およびその後の少子高齢化によって、地域活動の維持・継承が難しくなっています。3年続いたコロナ禍で住民の活動や交流機会も減りました。往時に戻るのはたとえ無理だとしても、誰もが安心して暮らせる地域であり続けたいと願っています。
そこで今回私たちは、地球規模で普及してきたデジタル技術を使って、地域資源のデジタル化とその活用人材の育成を通したまちの元気創出事業を計画しました。つながりの輪を広げ、次世代を担う若者や子供たちの関心を高める活動によって、生涯活躍できるまち『ウェルビーイング※1・須坂中央』を目指していきます。
事業はまだ始まったばかりで、この先どうなるのか誰にもわかりません。ですが、本日の講演で紹介していただく上田市西部地域の事例をはじめ、全国いたるところでデジタルの長所を活かした取組が増えてきています。先行事例に学び、須高および周辺地域の皆様との連携を深めながら、「住み良い地域づくり」の向上に楽しく取り組みます。
※1 個人や集団の幸福や満足感の状態を指す言葉。人々が自己の持つ長所や能力が最大限に発揮されて、それぞれが健康で満足した生活を送れる状態のこと。
(1)講演会 6月10日(長野大学:前川道博先生)、11月11日(名古屋大学:遠藤守先生)
「長野まちむら寄り添いファシリテーター」研修会実施(地域おこし協力隊の協力)
(2)講習会の開催 年4回
・「d-コモンズ」3回: 8月26日(10時)、9月29日(14時)、10月13日(19時)
・「イケてる須坂マップ」1回: ブログの作り方 11月までに実施
(3)小学校のデジタル教育支援 須坂小学校:2学期 150周年(式典は11月22日)
(1)「イケてる須坂マップ」のイラスト地図と地域資源のデジタル連携
令和4年度「イケてる須坂マップ」
(2)「d-コモンズ」+「須坂マップ」との連携
(3)フォトモザイクアートイベント
(1)望遠鏡型デジタルカメラ:山城、高い建築物の彫刻などの写真撮影の為に使用
(2)スタンドスキャナー:歴史資料などをデジタル化する為に使用